いちからなし

新米梨農家のあれこれ

2024-03-01から1ヶ月間の記事一覧

トンネル幸水交配

夕暮れの花です。 翌日は交配できそうな気配。 翌日は、いよいよ交配! この、交配が、これまた一悶着ありました。 昨年作った花粉ですが、使用前に発芽率のテストに出したところ、「ほとんど発芽しない」という結果が返ってきてしまいました。 なんと! び…

ジョイント

植え終わった幸水の苗ですが、ジョイント作業を始めました。 まず、道具は何が必要か? 接木ナイフ または 小さいカンナ どちらでも良いそうです。 やり方を見せてくれた先輩農家さんはカンナを使っていましたが、私たちはジョイント自体初めてなので、両方…

花芽がだんだん大きくなってきて

蕾が出てきた花芽が増えてきました。 わさわさと、ふくらんでおります。 こうなってくると、摘蕾と呼ばれる作業が出来るようになってきます。 咲いて、交配しても変形した形になりがちだったり、大きくならない傾向にある蕾を落としていく作業です。 特に、…

新梢の芽

この冬、剪定の時。 主枝から上に向かって出ている枝に切れ目を入れてビニールテープを巻いて折る! という方法をとっていました。 色々効果・理由はある様ですが、夫がどっかで勉強してきて、実践してみた次第で。 主に梨の実の為にとっていた方法だったと…

花芽がどんどん

花芽が大きくなり始めています。 早い所だけでなく、あっちもこっちも。 このくらいの芽の状態、「鱗包脱落(肥大)期(20%)」と呼びます。 昨日は夫が消毒を行いました。 今後は、芽の状態と天気を見ながら、次々と消毒をしていく事になります。 夫が。 …

豊水

剪定をする前の様な、この姿。 豊水です。 とっても大事な、花採り用。 梨の火傷病が中国で発生したのを受け、今までだいぶ頼ってきた中国からの輸入花粉の使用に、梨農家は全面的にストップをかけられました。 初心者の私の理解としては、病気にはいまいち…

梨の春

もうすぐ春ですね。 5日ほど前の写真です。 何かちょっと良い感じになってきました。 こんな感じの花芽が少しづつ、増えていきます。 今日は、こんな感じ。 中の、花が咲く部分が少し見えてるところもあります。 いよいよだぞ、という気がしてきます。

交配に向けて

たんぽぽ? 春ですねぇ。 違います。 梵天です。 梨の交配の時に使う資材です。 このふわふわに花粉をつけて、雄しべに"ちょんちょん”と付けるのです。 1本360円くらいします。高いです。 このふわふわ部分、水鳥の羽か何かで出来ているらしく。 つまり、ダ…

いち夜明けて

前日仕掛けた箱罠です。 閉まっていました。 箱の外の餌は完食です。 扉が落ちていたという事は恐らく、入ってきたけど逃げた、という事。 蹴り糸を少しだけ遠くに仕掛けなおしてみました。 餌は後で夫が追加してくれることでしょう。

イノシシが来園しています

トンネルビニールかけをした後の幸水の園地に、日々イノシシが訪れている様子。 どうやらビニールの下から入って、掘り返しまくっている模様。 そんなに美味しい何かが居るのかな? だんだんひどくなるので、あまり悠長な事を言っている場合でもなく、ちょっ…

トンネルビニールかけ、その後

トンネル栽培のビニールをかけた後は、毎日天気が気になります。 お日様が出ている時は、横のビニールを開けて風を通してトンネル内の温度が上がりすぎない様に調節します。 温度もチェック。 最高最低温度計という物の存在を、梨を作り始めて初めて知りまし…

トンネルビニールかけ

トンネル栽培をしている梨農家が、忙しくなる始まりが、この作業。 梨の木の上にビニールをかけて温度を上げ、花が咲くのを早める、というこの栽培方法。 花が早く咲けば実が早く採れる、早く実が採れた方が単価が高い、という訳です。 人数が集まらないと大…

梨の苗を植える。余談

農業初心者の私には衝撃の事件が、苗を植え替える作業の間に起こりました。 鋏の先っぽが折れた! こんな硬そうなもの、折れるんだ!? 私が騒ぐと、夫がシレっと 「あ~、あるある」 そうですか。

苗を植える③

幸水の苗を ①人力で②真っ直ぐに 植える算段は出来ました。 次。 何メートル間隔で植えるか。 ジョイント栽培をする為、1.5メートル間隔で植える予定でした。 そもそもジョイント栽培とは、神奈川県発祥の、接ぎ木の技術を利用して木と木を繋ぐ農法で、木早期…