2024-01-01から1年間の記事一覧
ゴールデンウィークが終わりました。 今年は何と、息子君が体調不良により保育園9連休をきめました。 本来ゴールデンウィークあたりで剥がしたい、トンネル幸水のビニール。 ようやく、外す事が出来ました。 朝早く、まだ濡れている間は外せません。 乾くの…
摘果作業と共に今の時期忙しいのが、防除作業です。 雨が100ml以上降ると以前撒いた農薬の効力が切れてしまうとかで、ここ最近夫は雨量とにらめっこ。 基本、防除は夫が行うし朝早いことが多いので、私はあまり見ることが無いのですが、たまたま居合わせた…
摘果を進めています。 そんななか、 定点観察していた枝が切り取られている事に気付きました。 ありゃ~ 芽が動いていなかったから怪しいとは思っていたのですが、やはり胴枯れが入ってしまった様です。 こちらの手前の実は、線が入っています。 スジ果と呼…
トンネル幸水、大きくなってきているので、摘果の時期です。 摘果のやり方、なんてのを参考にすると、1番果(1番下の花から出来た実)は1番大きいのですが良い実になりにくいので落とす、と言われています。 が、実際の先輩農家さんは「とにかく大きいのを残…
トンネル幸水、木の上から見たところです。 今日は、脚立に登って、主枝の先端の上に向かって立ててあるところの先に付いた花を除去する作業をしていました。 こんな高いところ、脚立にでも登らないと届きません。 それなのに、何故か実が交配されていて実が…
土曜日曜雨の日、と3日ばかりトンネル幸水の様子を見に行っていませんでした。 たった3日あいただけなのに、もう、花よりも実の存在の方が大きくなっていました。 小さい実のうちは、何だか綺麗な感じがして、好きです。この、いっぱい成ってる感も良い。 …
トンネル幸水、最初に交配してから1週間が経ちました。 うまくついたものは、実ができ始めています。 まだまだ小さな実です。 花は、だいぶ散りました。 ちなみに、別の園地の露地幸水は、あまり摘蕾もやらなかったので、花がもっさりと咲いています。
豊水の花を取ったら、いよいよ花粉作り本場。 まずは、こんな機械にかけます。 葯とその他の部分を分けてくれる機械で、地区の倉庫に置いてある物を使わせて貰っています。機械の真下に、葯が落ちてきます。 葯が取れたら持ち帰り、ふるいにかけて、ゴミや異…
梨の花がきれいに咲いた〜♡ などと言っている場合ではありません。 花を採ります。いえ、むしろ、もぎ取ります。 ぶっちぶっち、と。 交配作業と並行して、来年に向けた作業が始まっています。 昨年の花粉作りが発芽率ほぼゼロという大失敗に終わり、今年こ…
夕暮れの花です。 翌日は交配できそうな気配。 翌日は、いよいよ交配! この、交配が、これまた一悶着ありました。 昨年作った花粉ですが、使用前に発芽率のテストに出したところ、「ほとんど発芽しない」という結果が返ってきてしまいました。 なんと! び…
植え終わった幸水の苗ですが、ジョイント作業を始めました。 まず、道具は何が必要か? 接木ナイフ または 小さいカンナ どちらでも良いそうです。 やり方を見せてくれた先輩農家さんはカンナを使っていましたが、私たちはジョイント自体初めてなので、両方…
蕾が出てきた花芽が増えてきました。 わさわさと、ふくらんでおります。 こうなってくると、摘蕾と呼ばれる作業が出来るようになってきます。 咲いて、交配しても変形した形になりがちだったり、大きくならない傾向にある蕾を落としていく作業です。 特に、…
この冬、剪定の時。 主枝から上に向かって出ている枝に切れ目を入れてビニールテープを巻いて折る! という方法をとっていました。 色々効果・理由はある様ですが、夫がどっかで勉強してきて、実践してみた次第で。 主に梨の実の為にとっていた方法だったと…
花芽が大きくなり始めています。 早い所だけでなく、あっちもこっちも。 このくらいの芽の状態、「鱗包脱落(肥大)期(20%)」と呼びます。 昨日は夫が消毒を行いました。 今後は、芽の状態と天気を見ながら、次々と消毒をしていく事になります。 夫が。 …
剪定をする前の様な、この姿。 豊水です。 とっても大事な、花採り用。 梨の火傷病が中国で発生したのを受け、今までだいぶ頼ってきた中国からの輸入花粉の使用に、梨農家は全面的にストップをかけられました。 初心者の私の理解としては、病気にはいまいち…
もうすぐ春ですね。 5日ほど前の写真です。 何かちょっと良い感じになってきました。 こんな感じの花芽が少しづつ、増えていきます。 今日は、こんな感じ。 中の、花が咲く部分が少し見えてるところもあります。 いよいよだぞ、という気がしてきます。
たんぽぽ? 春ですねぇ。 違います。 梵天です。 梨の交配の時に使う資材です。 このふわふわに花粉をつけて、雄しべに"ちょんちょん”と付けるのです。 1本360円くらいします。高いです。 このふわふわ部分、水鳥の羽か何かで出来ているらしく。 つまり、ダ…
前日仕掛けた箱罠です。 閉まっていました。 箱の外の餌は完食です。 扉が落ちていたという事は恐らく、入ってきたけど逃げた、という事。 蹴り糸を少しだけ遠くに仕掛けなおしてみました。 餌は後で夫が追加してくれることでしょう。
トンネルビニールかけをした後の幸水の園地に、日々イノシシが訪れている様子。 どうやらビニールの下から入って、掘り返しまくっている模様。 そんなに美味しい何かが居るのかな? だんだんひどくなるので、あまり悠長な事を言っている場合でもなく、ちょっ…
トンネル栽培のビニールをかけた後は、毎日天気が気になります。 お日様が出ている時は、横のビニールを開けて風を通してトンネル内の温度が上がりすぎない様に調節します。 温度もチェック。 最高最低温度計という物の存在を、梨を作り始めて初めて知りまし…
トンネル栽培をしている梨農家が、忙しくなる始まりが、この作業。 梨の木の上にビニールをかけて温度を上げ、花が咲くのを早める、というこの栽培方法。 花が早く咲けば実が早く採れる、早く実が採れた方が単価が高い、という訳です。 人数が集まらないと大…
農業初心者の私には衝撃の事件が、苗を植え替える作業の間に起こりました。 鋏の先っぽが折れた! こんな硬そうなもの、折れるんだ!? 私が騒ぐと、夫がシレっと 「あ~、あるある」 そうですか。
幸水の苗を ①人力で②真っ直ぐに 植える算段は出来ました。 次。 何メートル間隔で植えるか。 ジョイント栽培をする為、1.5メートル間隔で植える予定でした。 そもそもジョイント栽培とは、神奈川県発祥の、接ぎ木の技術を利用して木と木を繋ぐ農法で、木早期…
400本ほどの幸水の苗。 人力で苗を掘り起こして植える、と、方向性としては決まりました。 さらなる課題は、どうやって、まっすぐに植えるか、です。 ちょっとくらい曲がっててもいい気もしますが、ジョイント栽培をする予定なので、梨の木をくっつけること…
ジョイント栽培をする予定で、昨年の冬に育成し始めた幸水の苗。 最初は大きな箱の中。 一時的に借りた場所で植えつけました。 1年がたち、大苗になった苗は、400本程あります。 これを掘り起こして、少し離れた園地に運び植え付けます。 植えるのは何年も…
新規就農にあたってまず必要なもの、お金。 調達方法のひとつとして、農林水産省が新規就農する人を対象に出している就農準備資金と、経営開始型資金があります。 交付してもらうにはいくつかの要件を満たす必要があり、経営開始型資金を希望していた私たち…
「移住して農業」 何となく憧れたこと、ありませんか? 私たち家族は2年半ほど前に移住して、1年ちょっと前に梨農家として就農しました。 そこに至るまでどう決めたか、お話したいと思います。 まず、移住する場所。 温暖な場所か寒い場所か 海か山か、両…